ストーリー作りには決まったルールや型があると思っていませんか?
実は、物語作りには効果的な「構造」があることをご存知ですか?
シド・フィールドさんの『素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック』は、脚本の世界だけでなく、小説を書く際にも非常に有益な内容が詰まっています!
映画の脚本を書くための本ですが、その方法論はあらゆるストーリーテリングに応用できるものばかりです!
※フカヒレが勝手に言ってることをお忘れないように、、、
三幕構成の重要性と実践
シド・フィールドさんが最も強調するのは「三幕構成」の重要性です!
これこそが物語作りの基盤となります。この三幕構成は、映画や小説のストーリーがどのように展開すべきかをシンプルかつ効果的に示しています!
• 第一幕: 物語の始まり。登場人物や設定、背景が紹介され、主人公の「通常の世界」が描かれます。重要なのはここで読者や観客が主人公に感情移入できるような描写をすることです。また、物語が動き出す「きっかけ」がこの幕で提示されます。
• 第二幕: 主人公が直面する問題や対立。物語の中で最も長い部分で、主人公が様々な障害に立ち向かいながら成長していく過程が描かれます。この幕では主人公の内面的な変化や葛藤が重要です。
• 第三幕: 解決。物語のクライマックスとその後の結末が描かれます。主人公が最後の試練を乗り越え、物語が終結する瞬間です。
この三幕構成を小説にも適用することで、読者が物語に引き込まれやすくなります。私はこの構成を使って、ストーリーのテンポを作りやすくなり、よりスムーズに物語を展開できるようになりました!
とは言っても、面白い作品かどうかは結局のところセンスと技量なのかなと思うんですけどね。。。
ははは……。
キャラクターの動機と構成
シド・フィールドさんはキャラクター作りにも力を入れています!
特に、キャラクターの「動機」が物語に与える影響を詳細に解説しており、合理的かつわかりやすく説明されています!
例えば、主人公がどんな問題を抱え、どんな目的でそれを解決しようとするのか。それが明確であればあるほど、物語が引き締まります!
この本では、登場人物の背景や性格だけでなく、「なぜその行動を取るのか?」という動機を掘り下げることの重要性が説かれていて、私はこれを実践することで、登場人物がただの「ストーリーの駒」ではなく、読者にとって本当に魅力的なキャラクターに感じられるようになりました。多分。
主人公が過去のトラウマに苦しんでいる場合、そのトラウマを克服するためにどんな行動を取るのかをしっかりと描くことで、物語に深みが増します。このようにキャラクターが成長する過程を描くことが、読者にとって感情的なつながりを作るカギとなります。という感じでフカヒレは捉えました!
実践的なワークブック形式
『素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック』の最大の特徴は、実践的な内容が多いことです!
各章にワークシートが付いており、読者は実際に自分のストーリーやキャラクターを作りながら学ぶことができます!
これにより、ただ理論を学ぶだけではなく、実際に手を動かして学ぶことができるのです!慣れるまでが大変ですがね。。。
ある章では「物語の核となるテーマ」を設定する練習がありました。自分の物語がどんなメッセージを伝えたいのか、それをどのようにストーリーで表現するのかを考えることで、より一貫性のある物語を作りやすくなります。
また、キャラクター設定に関するワークもあり、主人公やサブキャラクターの性格、背景、目標などを細かく設定することで、キャラクターにリアリティを持たせることができます。これらのワークは、単に「こうすればいい」という方法論を学ぶだけでなく、実際に自分の作品に落とし込むための練習になります。
まとめ:ストーリー作りの新しい視点
『素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック』は、映画だけでなく小説を書く人にも非常に役立つ一冊だと思います!
シド・フィールドさんの教えを実践的に学びながら、物語作りの基本から応用までを学ぶことができ、私自身もこの本から得た知識を活かして、自分の物語やキャラクターをより深く作り込んでいこうと思っています!
ストーリーを作る際、特にキャラクターの動機や物語の構造に悩んでいる方には、この本が強力なサポートとなるでしょう。まあ人によるかもですが、、、
映画脚本という枠にとらわれず、広い視野でストーリーテリングを学びたい方には、ぜひ手に取ってほしい一冊です!
コメント
ブログ読ませていただきました!小説の書き方をまったく知らないど素人(プロットっておいしいのか?レベル)なので、参考にさせていただきます(*^^*)
それにしても文章読みやすいですね。さすがです!
お越しいただいていたのですね!
ありがとうございます!
文章はひたすら推敲しました笑